本書從語言與文化接觸面之詞彙切入,試圖建構日本昔話基本詞
作者簡介
林立萍(リン リツヘイ)
台湾・台北出身。日本信州大学人文科学研究科で修士を、名古屋大学大学院文学研究科で博士(文学)を取得。現在、台湾大學日本語学科副教授。専門は、日本語語彙、漢字情報処理。主要論文、著作に『『大漢語林』による統合漢字の比較語彙論的研究序説―そのための基礎研究―』(凱侖出版社、2005年)、『国際日本学研究の最前線に向けて―流行・ことば・物語の力―』(台大出版中心、2013年)、「晶子童話における語彙の特徴―『おとぎばなし少年少女』を例にして」『台大日本語文研究』第25期、2013年) 、「日本昔話語彙の構造の記述に関する一試み-「まんが日本昔ばなし」を例に―」(『語彙研究』第11号、語彙研究会、2014年)などがある。
序章
第一部 語彙総体としての昔話―研究方法―
第一章 語彙研究の基礎である語彙調査
第二章 単語の難易度から日本昔話語彙を考える
第三章 単語の基本度合いから見る日本昔話語彙の構造―「まんが日本昔ばなし」を例に―
第四章 日本昔話を読むための基本語彙の構築―柳田國男『日本昔話集(上)』を試みに―
第五章 日本昔話を読むための基本語彙
第六章 意味分布に見る日本昔話語彙の特徴
第七章 日本昔話語彙に見る庶民の生活文化
第二部 昔話語彙の使用実態―語彙分析表―
解説
語彙表
終章 結びにかえて
参考文献
初出一覧
索引